税のコンビニ決済は前からあった
平成20年にバーコード付き納付書が登場しました。このバーコード付納付書は、1枚につき30万円以下の納付額であればコンビニで支払ができるものです。
ただし、確定した税額を納期限前に通知する場合(所得税の予定納税等)や、督促・勧告を行う場合等の特殊条件以外の納付の場合は「確定した税額について、納税者から納付書の発行依頼があった場合」とされており、税務署等で申告書を提出する際にその旨を伝えると発行してくれるものでした。また国税庁のWebサイトには「混雑状況等により、発行までに相当のお時間がかかる場合があります」という前置きがしてあり、「即時発行では無い」と言いたいようです。
平成31年1月4日からQRコードに
平成31年1月4日から、確定申告作成コーナー及び国税庁のホームページに、QRコード(PDFファイル)を印字した書面が作成できるコーナーが新たに追加されます。このQRコードをコンビニのキオスク端末(LoppiやFamiポート)で読み取らせる事によって、バーコード(納付書)が発行され、税の納付ができる仕組みです。
QRコードさえ読み込ませればよいので、スマートフォンやタブレット端末に読み取らせる事も可能です。
セブンイレブンは?
現状利用可能なコンビニとして名前が挙がっているのは「ローソン」「ナチュラルローソン」「ミニストップ」「ファミリーマート」のみです。全国に2万店舗ほどあるセブンイレブンの文字はありません。対応しないのでしょうか?
また、従来のバーコード付納付書同様に1枚あたりの納付金額は30万円以下でなければならないようです。
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